和太鼓鳴桜(なを)代表マイホームを建てる

人生初、一条工務店の家建設記

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住んでみて感じた事( 04/01)

  最後に住宅建設のまとめ。
これは、住んでみて気が付いた、設計上で『しまったと思ったことのまとめ』。皆様のご参考にどうぞ。 ただし、この内容は間取り、家族構成、地方などの外的要因の差が大きいと考えられるので、その積もりで読んでくださいませ。

◆玄関の棚のコンセント。
 皆さん玄関には靴箱を設置し、その上に何か飾ると思う。私は 引き渡し後、アンティークのランプを置こうと思ったが…、あらら、コンセントが見当たらない。例えばそこに水槽を置いて魚を飼う場合も十分あり得る。玄関の家具の近くにコンセントがあった方が便利だ。全く考えもしなかった。



◆玄関横のクローク
 設計士さんの勧めで作ったものだが、実に使い勝手が良い。大勢のお客さんがある場合など、特に冬は上着や荷物の置き場所に困る。玄関を入って、すぐにここにかけておけば全く問題がない。我が家ではこの小部屋を袋小路にしてしまったが、通り抜けられるようにしておけば なお都合が良い。玄関には、家族の普段履きなどの靴が散らかっているのは見苦しい。そんなこともあり、この部屋には、季節外れの下足置き場にもと思っていたけど、 その場合は、蓋のついた収納が必要かもしれない。下駄箱のように密閉されていない分、やはりほのかに香る。 消臭対策という手もあるが。


◆キッチン横の小部屋
 何を入れると言う目的でもなかったがが、これは非常に使い勝手が良かった。ハッチン周りをいくら整理していても、やはり見せたくない物はある。置き場のないものをここに入れておけば 、変な生活感が出ない。我が家ではほうきと塵取り、米びつと、猫の餌置き場になっている。

 


◆調理家電の収納
  調理家電をスッポリ収納できる棚を取り付けてもらった。これは奥さんの強い要望。これは大正解。見学に来る女性は、老いも若きも誰しもが驚き、羨ましがる。男性には理解が及びにくい点だ。。

 


◆脱衣場の照明。
 画面中央右が、部屋の外に取り付けたスイッチ。これは3路スイッチ(部屋の外からも中からもON/OFFできるスイッチ)にしておけばよかった。例えば夕方日のあるうちにお風呂に入ったとする。で、出てきたら日がどっぷりとくれて、脱衣所がまっ暗くなっていた。と言うような状態もある。このような時に照明をつけたければ、裸のまま外に出てスイッチを入れるしかない。小さなことであるが盲点であった。



◆コンセントの位置
 実際にはなかなか難しいが、建設後に搬入する家具等があればそれも考慮してコンセントの位置を決めておけばよかった。これは、先に家を建てた友人のAくんちを見せて貰った時にもアドバイスをくれた内容だ。例えば我が家ではピアノを搬入することがわかっていながら、その背面にコンセントをつけてしまった。
仕方なく、延長コードを買ったが見栄えは。。。

 

◆トイレのスイッチ。
 これは何か理由があるのかもしれないが、トイレの真横に付いている。このスイッチを押すためには体をひねらなければならず、ちょっとやりにくいなと感じている。できればこのスイッチは手を伸ばした、斜め前につけるべき のように思うが、どんなもんだろう?。

 


◆トイレのドアの中の照明が見える小さな丸窓。
 これは先客がいるかどうか確かめる目的で取り付けた。ただ、我が家ではスライドドアなので、ドア周辺に隙間があり、この窓を使わずに照明がついていることがわかる。つまりこの窓は全く必要なかった。それよりも脱衣室は、開きドアで照明がが漏れないため、これをつければよかったと感じている。

 

◆ピアノ光沢のキッチン収納
 仕様を決めているときには、指紋でベタベタになるのではないかと、かなり心配し、私はピアノ光沢の収納を使うことに反対した。しかし、予想したほどは汚れなかった。拭きとりは不要とは言わないが。よく考えてみれば、よちよち歩きの赤ちゃんでもいない限り、ここに手を触れる機会がないから。 とても高級感がある。もっと、大々的に使えばよかった。選択肢には、赤や黒もあったが、見栄えにしても、実用面でも、まったく違和感ないと思う。


◆アイランドキッチンの油飛び
 アイランドキッチンを選択するかどうか判断するときに、まず心配したこと。それは、揚げ物をした時の周囲への油飛び。天婦羅を揚げたら周囲が油だらけというのも困る。 だから、キッチンをアイランド型にしてよいかさんざん悩んだ。しかし、IHクッキングヒーター自体に吸引部があり(画像奥)、全く心配することはなかった。 むしろ、アイランド型にして、奥さんはテレビを見ながら調理できるし、配膳下膳の動線がとても短くて済み、良かったなと感じている。


同じく、調理の油飛びなどを心配して、オプションのスモークガラスを取り付けた。てもこれは必要なかったかもしれない。

 

◆郵便受け
 玄関ドアに郵便受けの窓を取り付けないのが、一条工務店の哲学なんだそうだ。C値(気密性)を下げたくないん野が理由とのこと。んで、市販の郵便受けを買うことになる。ネットのあちこちには、三協アルミの製品が、事実上の 一条工務店スタンダードのように書かれてい る。私もこの製品を楽天市場で手配した 。しかし、これは正しかったかどうか?。ホームセンターに行くと、ローコストで似たような郵便受けは、山のほど打っている。打ち合わせの時に、郵便受けはご自身で手配してくださいませ。なんて一言を添えて頂ければ、なんてのは贅沢か?また、この郵便受け頑丈で良いのだが、中に郵便物があるかどうか、外からは見えない。毎日開けてみる必要があり、これはなんだかなぁと言う気がしている。

 

◆書斎スペースの机の穴
 散らかしても怒られない部屋が欲しくて、書斎スペースを作ってもらった。デスク代わりに板を取り付けて素敵にしてもらった。コンセントは足元に配置し、そこからケーブルを持って来ようと考えたが、穴を向かって左にしか開けなかった。左右か、中央含めて開けておけば配線の取り回しが とても楽だったと感じている。

 

◆ドアを開いた時の位置
 フローリングになったらルンバ君でお掃除。古い家に住んでいる時からの夢だった。んで、ルンバ君を実戦配備したんだけど、住んでみないと全く気がつかなかった事がある。家の設計上、 ドアが廊下をふさぐように開くお部屋が出来てしまった。この部屋もルンバ君にお掃除してもらおうと考えると、開けたドアの先の部屋は掃除して貰えないのねん。この先の部屋を掃除するためには、ドアを閉めておく必要がある。究極の選択というのは言い過ぎだけど、結構 手間がかかる。もし考えられるなら、設計時に、将来的なロボット掃除機投入の事も考慮しておく必要があるかもしれない。



◆玄関ドアのリモコン。
 ポケットに鍵を持っていると、押しボタンを押すだけでロックは解除できるあの装置。自動車では普通にあるが、玄関ドアにこれを取り付けるから取り付けないか、迷いに迷い、結局取り付けることにした。これは大正解。 自分の出入りばかり考えていたが、実は重宝するのは、来客の対応時。もしリモコンドアがないと、 来客の時、片足に靴を履いてドアのサムターンをニ箇所回し、履いた靴を脱いで玄関に上がる動作となる。やってみると案外手間がかかる。玄関近くにリモコンを置いておけば、来客のたびに、いちいち靴を履いて一歩出なくてもドアキーの開閉ができる。 オプションではなく、標準設備に設定してほしいくらいだ。 参考までに、これは工場見学会の時の抽選の景品の選択肢の一つに入っている。迷わずこれは選ぶべきだと感じている。



◆都会仕様(?)の浄水器。
 実は、ある所で浄水器と水道水の飲み比べをしたことがある。その時には、浄水器の水ってなんておいしいんだろうと感じだ。だから、工場見学会の抽選会の景品でこれを選択した。が、、、当地(長野県松本市)では、ほとんど浄水器の効果を実感できてはいない(向かって左の細い蛇口ね)。 水道水がおいしいのだろう。これはなくてもよかったかな。

 

◆吹き抜けの天井
 いざ家ができてみると、吹き抜けの2階の天井がなんか寂しい。インテリアファンを取り付ければよかったと思う。一条工務店では、特定メーカーの照明器具がとてもお安く手配ができる。それに取り付け費を払ってつけるのだけど、そのメーカーにファンがあるかは未確認。せめて引っ掛けシーリングを付けておいてもらえば、ボーナスが出たら自分でなんてことができたか もしれない。チビットだけ後悔。設計の時点ではこんな事は全く考えなかった。どうせインテリアだから、無理になくてもいいんだけどね。
 補足だけど、ネットに『二階の床下には防音(制振)ゴムを敷くべし』と言う投稿があった。最初これで考えていたが、予算オーバーのためカットしてしまった。ただ実際に住んでみると、『吹き抜け効果』かどうかわからないが、部屋のドアを開けての話はダダ漏れというのが現実。 吹き抜けの解放感を取るか、静粛性アップを取るか、どっちをとるかだろう。ただ、二階の廊下を歩くような生活音は、ほぼしないのでご心配なく。 個人的には、吹き抜けの解放感を取って正解。見学に来た誰しも、明るいおうちですねと褒めてくれる。

◆玄関のモニターをどこにつけるか?
 これは、設計の時点で投げかけがあった。おそらくリビングにいることが多いだろうと考えて、リモコンニッチの中に入れてもらった。実際住んでみると、リビングにいないことが結構ある。その場合、一旦リビングに行って、『ちょっと待ってください』とインターホンで話し、そして玄関に行く必要がある。直接玄関に行ったほうが早いし、何よりお客様を待たせずに済む。各家庭の間取りにより、だろうけど、玄関に向かう動線上にモニターをつけたほうがよかったのかな?と言う感じがしている。招かざる客が少なければ、玄関に取り付け ることをお勧めしたい。どうせ玄関には行くのだから。

 

絵画用フック (ピクチャーレール)
 仕様打ち合わせの最後に、絵画を飾るようなフックをつけるかどうかを決めた。最初はふんだんにつけたが、予算の問題もあり全て取り付けないことにした。で実際に住んでみると、カレンダーとか、ゴミの収集の日程表とか、どうしても 壁に貼っておいたほうが便利なものがある。新築の家なので画鋲ではとめたくない。ホームセンターからコルクボードを買ってきて、そこに画鋲をさしてもいい良かったかなと思う。僅かな金額を惜しんだのは失敗だった。

◆カーテン
 一条工務店の窓には、全てハニカムシェイドと呼ぶブラインドがついている。これがあればカーテンは要らないと言うイメージを持っていた。しかし、実際に住んでみると、夏などハニカムシェイド全開で、のぞかれるのが困ると言うような場合もあり、カーテンは必要である。一 条工務店の営業マンから紹介されたカーテン屋さんから電話がかかってきた。予算を尋ねたら、『一軒30万円が相場』と言う。 我が家では、相当ケチったが、それでも20万円近くかかった。住宅の建設費には、この費用も見ておいたほうがいい。
 

また他に気がついたことがあったらおいおい追加していく予定。いいおうちができることをお祈りします。

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