雷電太鼓と御牧太鼓
(+名立太鼓連中)

於:火のアートフェスティバル
(04.10.10) 
 

 

 



 

東信の太鼓

 

 東御市芸術むら公園一帯で行われた,火のアートフェスティバル2004にお邪魔した.何で,”火のフェスティバル”なのか調べたら,東御市は,奈良時代の須恵器文化ゆかりの地で,会場周辺にはその歴史にちなんだ登り窯を作ってあるとの事.東御市一体は,奈良時代16の牧(官営牧場)があり,そこで働く朝鮮半島から渡来した人々が須恵器を伝えたんだそうだ.学生時代,土器と須恵器の違いを答えよなんてテスト問題があったことを思い出した.
 東京ドーム3個分という会場では,思い思いレジャーシートを広げた家族が,太鼓を聞きながらお昼を食べて,ピクニック気分を満喫されておられました.


中央の矢印部分がステージ


 
 


雷電太鼓保存会子ども連
 

 

 なかなかお目にかかれる事が少ない太鼓だけに楽しみに出かけた.
礼儀正しく躾けられているなってのが第一印象.
次代に太鼓を引き継ぐために子ども達を育てる事,大事ですよね.



信州御牧太鼓保存会

架体のいい若者が身体を使って打ち込む太鼓.
打力に於いて頭半分抜けている印象で,聞いていて気持ちが良かった.
世の中一般の太鼓,女性ばっかりが目立っている団体が多いのに,
なんでココは若い男性が多いのだろう?.



番外 名立太鼓連中

東御町と新潟県名立町は友好親善盟約都市なんだそうで,
太鼓の交流を続けておられるとの事で,出演されていました.
最初に女性のミナサマで構成される”紅”の出演.
当地では聞いたことのない曲想.
漁師さんのオカミさんが多いのでしょうか?元気いっぱい頑張ってるな〜.

名立太鼓連中”紅”の方々


名立太鼓連中のミナサマ(男性)
”高校の部活のノリ”と言ってしまえば失礼だろうか?
とにかくパワフル.
それにしても,この若い男性の方々.羨ましいですな.

 


 


和太鼓のスタンダードナンバー”三宅”.
低さにコダワる団体が多いのだけど,少し太鼓が少し高目かなと思って
見ていた.でも曲が始まって納得.太鼓を高目にセットした事で,
キチンとした態が出来て,ちゃんとした打撃が得られるので迫力がある.
こういうやり方もアリなんだと感じた.一見の価値ありです.

 

Copyright (C) 2004[和太鼓 鳴桜(なを)]  All rights reserved. 更新日 : 2004/10/16