浅間温泉 |
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松本市浅間温泉で開かれた,浅間温泉ふるさと音楽祭を取材させて頂いた.
県内各地の和太鼓が集まっての豪華共演は,時を忘れさせてくれた.こういうイベントが続くといいなと思いながら,音の洪水に浸って来た. |
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浅間温泉火焔太鼓(松本市) 浅間温泉若獅子太鼓(中学校3年生まで)の卒業生の受け皿の太鼓.最近,成人も加え迫力が増した様に感じる.浅間温泉には,元々,浅間温泉御殿太鼓という男性のグループがあったのだが,それに加え,若獅子太鼓,火焔太鼓がピラミッドを構成しており,伝承という観点では将来が明るいと思う.演目も熟成が進んでおり,”芸”に近い雰囲気を感じた.こうやって地元と密接に結びついた芸能を育成している姿に拍手を贈りたいと思った.
演舞:美鈴会
浅間温泉火煙太鼓(若獅子太鼓卒業生の若者) まるでポーズを取って撮影した様に振りが止まって見える.これは太鼓を打つときのタメが出来ている証拠.若さって素晴らしいと思う.このプレイヤー達,御諏訪太鼓宗家の十八番”阿修羅”を演奏されていた.以前,某太鼓関係者のお葬式で,参列者が”阿修羅”で追悼したのを聞いたことがある.素人も,こういう事が出来るレベルになったのかと思うと,万感の思いがした.
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本郷地区子ども育成会 若獅子太鼓(松本市)
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松本シティ本郷マーチングバンド(松本市)
長野県の大会で入賞したと紹介されていた.確かにグレードが高い.
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「信濃でいらんぼう音舞」保存会(佐久市) ステージを終わってからのインタビューで,代表の和田さんが語っておられた,”新しい郷土芸能を作りたい”という理念に共感を覚えた.演舞自体は,連盟の普及曲に念仏踊りを合わせてアレンジしたものであったのが,どこにもないスタイルな分とても新鮮で,これからの大きな可能性を感じた.どの演目よりも会場のフラッシュが多かったのが証拠だ.また,演舞を構成する太鼓が,ちゃんと打てているのも特筆に値すると思った.だから,ダイナミックな演舞に圧倒的な迫力を加えているのだと思う.これから大いに発展して欲しい団体だと感じた. |
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青木村義民太鼓 |
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真田勝鬨太鼓(長野市) |
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Copyright (C) 2005[和太鼓 鳴桜(なを)] All rights reserved. 更新日 : 2005/04/14 |