第30回

岡谷太鼓打ちくらべ('05.06.12)  

 

 

 

  岡谷太鼓は,一つの太鼓団体名ではなく,独自に活動する25団体の総称である.1970年に岡谷市と岡谷商工会議所の力で組織化され,毎年打ちくらべ大会や太鼓フェスティバルが開催されている.流石,御諏訪太鼓のお膝元だけある.今回拝見した打ちくらべの出場団体どこを見ても,基本的打力が備わった上に,創作をされているので,非常にレベルが高いように感じた.ただ,逆にその分個々の太鼓の特徴が出しにくく,大変だろうな〜という感想も持った.折角なので,個々の団体の画像を紹介する.
 
お詫び:個人的にとっても気に入った団体がありました,ビデオ撮影していたので画像がありません.該当団体のミナサマごめんなさ〜い m(_ _)m.


彩麟会春秋
中央女性のソプラノと太鼓を合わせた.
一歩間違うとトンでもない事になりそうだと思って見ていた.
でも,全く違和感なく,気持ちよく聞き終えた.
チャレンジに拍手を贈りたい.


中電太鼓連
左手を操る事の大変さ.
それは,自分で太鼓を打つ者でなければ分からない.
左手の打撃力が特筆の団体だと感じた.
練習量も多いのだと思う.


(おと)
恐らく,明確なコンセプトの元に組織された団体なのだろう.
長身のプレイヤーが渾身の力を込めて打つ打撃は破壊的でさえある.
会場からの拍手も,今回の1,2位を争う位.
最近珍しい”男”を売る硬派な太鼓がここにもあった.


駒沢太鼓連
子どもでもなく,大人でもない.
奏者の微妙な年齢が,格別な新鮮さ与えてくれた.
将来の無限の可能性を感じ,数年後,もう一度聞いていたいと思った.


信濃神龍会
素人の下帯奏者を見たのは2団体目.
確かに,素の肉体でなければ表現出来ない物はある.
ただ,裸に目が行ってしまうのは,人間の生まれ持つ特性.
演目として見た時に損なのか得なのか.どっちだろう?.
等と考えながら拝見した.画像から伝わるように,打撃力は
他に秀でているだけに.下帯は諸刃の剣だと思う.


鼓楽響楽舎
入道雲という創作演目.
曲のコンセプトに沿った衣装なのだろう.
衣装を含めて曲作りをされる熱意には頭が下がった.


鼓楽響楽舎 朋恵会
鼓楽響楽舎.今回3団体エントリーされている.
総勢100人はいるのではないかと思える程.
朋恵会は.鼓楽響楽舎の太鼓教室で集まったメンバーとの事.



黒い衣装って威圧感がある.
真っ白い衣装は,もっと威圧感がある.
架体のいいお兄さん達が,圧倒的腕力で繰り出す打撃.
気持ちが晴れ晴れした.


熊野太鼓連
黒い衣装って威圧感がある.
真っ白い衣装は,もっと威圧感がある.
威勢のいいお兄さん達.ここの拍手も凄かった.


朱雀会
単独の演奏を拝見すれば,素晴らしい打撃だと思う.
でも,今回のように,並み以上の太鼓ばかりと並ぶと,,
際だつことが大変難しい.岡谷で目立つ.難しい課題だ.


エグロ太鼓連
企業内太鼓.
厳しい経済環境の中で,どういう運営をされているのだろう.
まとまっているだけに,心配ないか...


岡谷勇舞太鼓
創価学会男子部の太鼓.


祥風会太鼓連
最低3歳位だろうか.
画像撮影を忘れそうになりましたよ.
太鼓の配置を工夫して御神渡りを表現していました.
走り回ったら,もっとかわいいのにって思いながら見てました.


鼓楽響楽舎 湖竜会
鼓楽響楽舎の子ども太鼓かな.
次々に入れ替わりながら太鼓を打っていきます.
私の大好きな系です.


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