鬼島太鼓(長野県木島平村)
   
定期演奏会(02.06.22)取材記  

 

 

 

 以前から噂に聞く,鬼島太鼓の定期演奏会を取材した.最初に,入場料2000円と聞いて感じたのは,プロの値段だなという事.でも,会場に一歩足を踏み込んで納得.プロの舞台そのものなのだ.長野舞台が沢山の照明や音響の機材を持ち込んで,舞台を作り,多くのスタッフが動き回る.県内のアマチュアでは,資金的にも,演出技術的にもここまで出来るグループはそうはないと思った.
 太鼓自体は,強目のPAをかけていた.太鼓とPAに関しては議論の分かれる所であると思う.ただし,鬼島太鼓の場合太鼓の音がチャント出ている.それをPAで拾うのでそれほどの違和感はなかった.会場が広く(観客数1300だったらしい),PAを使わざるを得なかったかもしれないが,出来たら,生音で聞いてみたかった. 終演後,主催者のご厚意により,慰労会に出席させて頂いた.おあいした,指導者の小林さんと全米太鼓連盟会長の田中誠一さん(辰野町出身)は,話していて人柄を感じる程魅力 にあふれる方だった.鬼島太鼓の源泉に触れた思いがした.

専門の舞台美術屋が,大型発電器(画像中央)をたいて,本格舞台を作っていた.右画像はゲネプロの様子.多くのスタッフ(父兄)が見守っていた.

  


左画像は三宅.目測60(cm)のばちの軌跡が非常にキレイだった.画像中央,サンフランシスコ太鼓道場の田中誠一さん(右の初老の方)と,その門下生.右画像は,慰労会の様子.左,鬼島太鼓指導者の小林さん.右,田中誠一さん.鬼島太鼓を作るお二人.とても人間味のあるご両人であった.
  

Copyright (C) 2002[和太鼓 鳴桜(なを)]  All rights reserved. 更新日 : 2003/11/24