伊那谷太鼓まつり (2004.08.15) 
 
 

 

 

 

 

8月15日.伊那市本町駐車場で行われた,

伊那谷太鼓まつりにお邪魔した.

このイベントは,

伊那谷太鼓連(伊那地方を拠点に活動する10団体)の主催.




”松本市の太鼓まつりの1/10ですよ(それでも80万円くらい?)”

という運営資金は,

パンフレットへの広告と,扇子(500円),Tシャツ(1500円)の販売で捻出した.

鳴桜(なを)にも扇子が回ってきた.ヒャッキンSHOPで売っているのは分かったけど,気持ちよく協力させて頂いた.

勿論,スタッフは全員手弁当.

特設ステージの二重は,

材料を大工さんに安く提供して貰って,

日曜日に時間がある人が集まって数ヶ月かけて手作り.

鬼太鼓座も趣旨に賛同してゲスト出演してくれたというイベント.


 

法被を着てハチマキを(首に!)締めた犬まで,晴れの舞台をお祝いしていた.




カメラ目線 有り難う!
 


オープニングは屋台囃子の合同演奏.


 

代表3団体が,演奏.

他団体と比較されちゃうので,どの団体も相当マジモード.

 

鼓遊,



 

ほたる太鼓,

 

 

鼓龍( と ほたる太鼓 と 鼓遊) の合同演奏,

 

 

そして,各団体若手選抜(ということになっているらしいケド?)の合同演奏,2曲.

 

協力団体が順番に6尺太鼓を打ってご挨拶.


 

 

一般客の大太鼓一本打ち,

手を挙げたお客さんによる,大太鼓一本打ち.
トウシロウのお父さん,外人さん,バチが届かない位小さなお子チャマ(仕込みかな?)などが登壇.
上の画像,妙にウマイと思ったら 和太鼓 結 主宰のホンコンさんぢゃありませんか!
本人の弁によれば”ドラマーズハイ”状態だっらしく,結構長時間叩いておられました.
長過ぎて,MCのお姉さん怒ってたカモ.
インタビューして貰えなかった..(;o;)

 

スペシャルゲストの鬼太鼓座(観覧無料!)   

 


お家芸のケン玉,流石の運動神経 . 

       
    右手前は,下帯姿のお尻!分かるカナ?


そして最後は,70人の合同演奏で終演となった.
終演間近,会場にあふれるお客さま


 



自分たちの手で,こういうお祭りを作り上げる伊那の太鼓打ちの方々の団結力の素晴らしさ.連盟加盟かどうかとか,誰の門下かとか面倒なことは関係なしに,お互いが求める物の違いを尊重し合った上で,複数の合同演奏曲を仕込む事のできる層の厚さ.プラス,市民レベルの運動に対し協力を惜しまないプロの方々.いずれに置いても,文化の質の高さを目の当たりにした.華やかさという観点では, 自治体主催で照明や音響に大金をつぎ込んだイベントに半歩譲るかも知れない.だけど,文化ってのは,こうやって 自分達の手で作り上げるものなんだろうなと思うと,鳴桜(なを)の地元,松本市にこういう集まりがない事が,とてもとても悔しかった.

 終演は夜九時.半袖では我慢できない位寒かったけど,,,気持ちはポカポカだった.
 


Copyright (C) 2004[和太鼓 鳴桜(なを)]  All rights reserved. 更新日 : 2004/10/03